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薬と注射による治療

脊柱管狭窄症の治療方法はいろいろあって、その方法は症状の程度によりますが、薬物治療、注射、コルセットの使用、けん引等のリハビリ、腰痛体操、鍼灸、日常生活の注意や改善、などがあります。特に症状が悪化してきた場合は手術の必要があります。

まず、比較的症状が軽い場合ですが、殆どは薬で症状を和らげることが可能で、消炎鎮痛薬や筋弛緩剤を使い、血流を改善させるようにします。漢方薬を使うのもひとつです。漢方では脊柱管狭窄症が起きるのは、淤血(おけつ)といわれる病態が原因であると考えています。淤血とは、一言でいえば血行障害です。実績のある漢方薬店なら症状に合わせた調合をしてくれますので、比較的軽症の場合は、漢方薬での改善もいいかもしれません。

注射は一般的な腕に打つものとは異なり、神経ブロック注射で、神経やその周囲に局所麻酔薬やステロイド剤を注射することによって痛みを遮断し、炎症を抑えます。もう少し詳しくいえば、神経ブロック注射には、硬膜外ブロックと神経根ブロックの2種類があります。硬膜外ブロックは、腰から下の血管を広げて炎症をとる注射で、神経根ブロックは障害を受けている神経に直接注射するものです。効果の確立は70%程度となっていますが、非常に痛い注射であることと、一度は改善しても元に戻ってしまうことがあるのが欠点です。病院によっては、腰部脊柱管狭窄症には仙骨裂孔ブロック注射、頚部脊柱管狭窄症では星状神経節ブロック注射を行う場合があるようです。

 

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脊柱管狭窄症とは(2009年9月 7日)
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薬と注射による治療(2009年9月 7日)
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